せどりにおいて重要なのは「いかに安く仕入れるか」です。

せどりと事業は性質上、自分の努力で減らせる支出は限られています。

Amazonやメルカリの手数料は交渉しても安くなりません。
販売価格も相場というものがある以上、高くすると売れなくなります。

ですが、「仕入れ」に関しては自分の努力次第でいくらでも安くすることが可能です。

仕入金額を1%でも減らすことができれば、年間通して非常に大きな金額になります。

そんな仕入れの努力の一つとして「株主優待」と「クーポン」があります。

クーポンは普段使っている人もいると思いますが、株主優待まできちんと活用していますか?

そこで今回は仕入れをより安くするクーポンと株主優待の解説と、お得な入手方法を解説します。

株主優待とクーポンを使って年間利益を増やす!

まず、株主優待とクーポンですが、「めんどくさい」「分からない」という理由で活用していない人もいるようです。

非常にもったいないです。

確かにクーポンにしろ株主優待にしろ値引き額は5%、高くても20%でしょう。

しかしこの数%。
家庭用の買い物ならともかく、せどりにおいてこの数%は非常に大きい数字です。

よく考えてみてください。
例えば中規模せどらーなら年間1000万円くらい仕入れます。

1000万仕入れたとして5%安く買えれば年間50万円も節約できます。

副業で100万円程度仕入れている小規模せどらーでも5万円。
副業で5万円は決して安くないですよね。
というより1ヵ月の利益を超えるんじゃないでしょうか。

普段の生活の中で5%や10%は微妙に感じるかもしれませんが、年間大きな額を使うせどりでは5%や10%は年間通すと大きな経費削減になってきます。

株主優待やクーポンは決して軽視できない存在です。

株主優待とは

株主優待というのはその企業の株を持っている株主に対して、企業からお礼の意味を込めて贈られる割引券や商品券、商品の事です。

株主優待の種類は主に以下の3つ。

  1. グループ企業で使える商品券
  2. グループ企業で使える割引券
  3. そのグループの商品(非売品含む)

商品券はもちろん何か仕入れた時に使ってしまえばOKです。

割引券(○%割引)の場合はできれば一回の仕入れ額が大きいときに使用しましょう。

商品に関しては自分で使ってもいいですし、メルカリなどで売ってしまって利益にすることができます。

株式会社はより多くの人に自社の株を購入してもらうことで資金を得ることができます。
また、それを長く保有してもらうことで安定した資金管理ができるのです。

なので、企業としてはたくさんの人に買ってもらいたい、長く保有してもらいたいという理由でたくさん持っている人や長く保有している人に配当(金利)や株主優待というお礼を送るのです。

株主優待はもらうための必要条件を満たすことで、企業から年に1~2回送られてきます。
条件の多くは「最低保有株数を満たす」「決められた月まで保有している」がほとんどです。

例えば会社Aがあるとします。
その会社の株価が1株100円。

  • 株主優待をもらうための最低保有株数は1000株以上
  • 5月まで保有していれば9月に株主優待を送る

とあれば100円×1000株=100000円分購入し、そのまま売らずに5月まで持っているだけです。
そうすれば9月に自宅に株主優待が送られてきます。

このように株主優待は入手し、利用するんです。

ただ、株主優待をやっている企業とやっていない企業がありますし、株価や最低保有数によっては株主優待をもらうためには最低数百万円かかる企業もあります。
先ほどの会社Aで言えば、株価が1000円だったら1000株保有するのに100万円かかるわけです。

そもそもせどりに関係ない企業の株を保有しても意味がありません。

  • 株主優待があるかどうか
  • その企業の株主優待が自分に使えるか
  • 購入にかかる金額に対してバランスが取れているか

株を保有する前に上記の項目は最低限確認しておきましょう。

あと、当然ですが企業の株を買うということは株価に注意しなければいけません。
100円で買った株もいつまでも100円とは限りません。
50円になるかもしれませんし、逆に150円になるかもしれません。

150円になったらラッキーですね。
株主優待をもらったらすぐ売却して売却益も手に入れましょう。

ですが50円になってしまうと悲惨です。
株主優待分の利益をはるかに超える含み損(現時点で損をしている状態)になってしまいます。

株主優待を得るということは「株主」「投資家」になるということです。
株式投資勉強も必要になってきます。

クーポンとは

クーポンに関してはそれほど多くの説明はいらないと思いますが、クーポンというのは「割引券」の事を指します。

企業が発行し、自社で買い物をしてもらうための割引券です。
昔は新聞の折り込みチラシや店頭で配っていることが多かったのですが、現在では自社のアプリからのダウンロードや店頭端末、クーポンサイトによる入手や提携企業のサイトなど入手方法も多様化しています。

もちろんどれも無料で、簡単にもらえます。

簡単に手に入る分、割引率も低いことが多いです。

株主優待の入手方法とおすすめの株主優待

株主優待を手に入れるためには証券会社に口座を開かなければいけません。

○○証券と書いてある会社ですね。
ここに申請して口座を開きます。

窓口のある会社よりネット証券のほうが手軽で手数料も安いのでお勧めです。(楽天証券など)

証券会社に口座を開いたらお金を入金し、欲しい株主優待を実施している企業の株価と株主優待の条件を確認します。

条件を確認したらその最低保有数を超える株を購入します。
あとは決められた月まで保有するだけです。

株主優待をもらったら株価を見て、買った時より高ければ売却してもいいですし、安くなってたり、変わってなかったらそのまま保有して次回の株主優待をもらってもいいです。

株を買う基準としては自分がいつも「何をどこで仕入れているか」で考えるといいでしょう。

例えば家電せどりが多ければ家電量販店の株を購入しましょう。
ホームセンターの仕入れが多ければホームセンターの株を購入しましょう。

ちなみにせどり仕入れの王道、ドン・キホーテグループは株主優待をやっていないので注意してください。

では、せどりにお勧めな株主優待を実施している企業とその株主優待を解説します。
ここに挙げたのはせどりでは超メジャーな優良株主優待です。
購入資金が比較的安くて株主優待が手厚いコスパの良い株です。

慣れてきたらこのほかの株も探してみてください。

なお、この株主優待は2018年12月現在のものです。
株価や株主優待の内容は変わる場合がありますので注意してください。(特に株価)

ヤマダ電機(1株 約549円)


せどりではおなじみのヤマダ電機です。

ヤマダ電機は100株保有から株主優待がもらえます。
株価が約550円なので、大体55000円~60000円あれば株主優待が受けられますね。

100株保有で500円の優待券が3月に2枚、9月に4枚で年間合計3000円分もらえます。
保有株数が増えれば増えるほど、また長く保有すればするほど多くもらえるようになります。

60000円購入して3000円ということは5%ほど戻ってくる計算ですね。
投資額の割にはまずまずの還元です。

しかし山田電機の商品券の価値は還元率ではなく「使用しやすさ」です。

ヤマダ電機はほとんどのせどらーがお世話になる店舗ですので、ここの優待券というのは額面以上の価値があります。

ヤマダ電機は株価も安定しているので、値下がりしにくく保有にはおすすめです。

イオン(1株 約2721円)


ちょっと特殊な株主優待がイオンです。
イオンも100株から優待がもらえます。

イオンは割引券ではなく、優待カードがもらえます。
買い物の際、この優待カードを見せると半年に一回、株歩有数に応じた割合の現金がキャッシュバックとして戻ってきます。

つまり買い物したその場では割引になりません。

100株保有で3%、保有数が多くなればなるほどキャッシュバック率が上がっていき、3000株以上保有すると7%ものキャッシュバックが受けられます。

イオンの株主優待の価値は「使うとなくなる優待割引券」ではなく、「提示するカード」という点です。
つまり何回でも使えますし、買い物額に応じて割引もされます。

7%優待カードを持っていれば実質毎回の仕入れが7%オフになるようなものです。
非常に大きいですね。

イオンもせどりに適した店舗です。
損はないでしょう。

優秀な優待ではあるんですが、唯一の難点は株価の高さです。
1株2700円ほどですので、100株保有でも27万円かかる計算です。

もちろん株を買うのでなくなるわけじゃないのですが、小規模せどらーには少し痛い出費になりますね。

ケーヨーデイツー(1株 約609円)

ホームセンターせどりといえばケーヨーデイツーです。

ケーヨーデイツーの優待は非常におすすめです。
毎回の買い物が10%オフになる優待カードです。

現金の買い物にしか使えませんが、それでも毎回、何回使っても10%引きというのは大きいですね。
優待の中でも非常に優秀な企業です。

難点はやはりイオン同様投資額の高さです。
株価は600円前後とそれほど高くはないものの、最低保有数が1000株ですので、60万円ほど必要になる計算です。

ですがケーヨーデイツーせどりをする人には非常に魅力的な優待ですので、少し無理してでも手に入れたいカードです。

クーポンの入手方法とおすすめクーポン

クーポンは様々な場所で手に入ります。
チラシでもいいですし、クーポンサイトでもいいでしょう。

色々とクーポンが入手できるサイトやアプリはあるんですが、クーポンサイトではそれほど安くなっていない、というのが正直な感想です。

店舗の公式クーポンが一番優秀です。

店舗公式クーポンはその企業のアプリやサイトで取得できます。


例えばネットオフという企業では公式サイトに5%オフクーポンがありました。

10点以上まとめ買いという条件はありますが、せどらーなら特に問題ないでしょう。

このように、仕入れに行く店舗が決まっていたら必ず公式サイトやアプリは覗くようにしましょう。

あと、株主優待はなかったドン・キホーテですが、店頭にあるクーポン発券機でのクーポンは優秀です。
ドン・キホーテせどりをする人は必ず仕入れ前に覗いていきましょう。

株主優待をお得に手に入れる裏技

株主優待はお得ですが初期投資に少なからずお金がかかってしまうのが難点ですよね。

そこで、初期投資なしで株主優待を手に入れる方法を公開します。
といっても、難しい方法ではありません。

ヤフオクやメルカリで「○○ 株主優待」と検索するだけです。


ヤフオクやメルカリでは、もらったものの、使い道がないという株主たちが株主優待券を出品しています。
ここで購入すれば株主になることなく株主優待券が手に入ります。

優待券をもらうためには60万円分株を購入しなければいけなかったデイツーもこの通り。2000円もかかりません。

一般の方はデイツーで何万も買いませんから、欲しいものを買った後はこうして売りに出しちゃうんですね。

ポイントとしてはわざわざ買っても割引感の薄い500円や1000円簿商品券などの「金券系」ではなく、金額によって割引額が大きくなる「〇%割引系」を狙いましょう。

まとめ

株主優待やクーポンはせどらーにとって非常に有益なものです。
たった5%オフでもせどらーが仕入れる額を考えたら年間で数十万円以上にもなるでしょう。

優秀なせどらーほど株主優待とクーポンを利用して賢く仕入れをしています。

株主になるのはちょっと勇気がいりますが、せどりと並行して株式投資、というのも悪い選択肢ではないと思います。

もし株主になるのが面倒、不安という方はメルカリなどから優待券を仕入れてもいいでしょう。

どちらにしてもこうした割引制度をうまく利用することでさらに稼げるせどらーになるはずです。
是非利用してみてください。

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