せどりというのは「資金力」が重要です。

せどりの利益率は約10%~30%。
100万円分仕入れれば10万円~30万円の利益が出る計算です。

資金があればあるほど収入を増やすことができます。

ですが、個人が用意できる金額には限界がありますよね。
誰もがせどりに100万円も200万円も用意できるわけではありません。

そんな時はぜひ金融機関から「融資」を受けてみましょう。

金融機関、すなわち銀行や融資専門機関などからお金を借りることです。

融資を受けることで多額の現金が手元に入ります。
その資金を仕入れに充てることで、より多くの商品在庫を増やし、売り上げをアップさせることができます。

ですが融資を受けたことがない方はどこから、どうやってお金を借りたらいいかわかりませんよね。

そもそもせどりで融資って受けられるんでしょうか?

そこで今回はそんなせどりと融資について。

融資が受けられる場所やおすすめの融資元、メリットデメリットなどを解説します。

せどりで融資を受けることは可能か

まず、真っ先に不安に思うことがこの点ですよね。

せどりと言うとどうしても副業のイメージが強く、「副業で融資を受ける」と考えて、あまりピンとこない方も多いようです。

せどりでも融資って受けられるのでしょうか。

結論から言うと全く問題ありません。
せどりで融資は受けられます。

せどり、というと副業っぽいイメージがありますが、せどりだって業態としては立派な「小売り業」です。

仕入れ先が小売店から仕入れることが多いだけで、その本質はスーパーや家電量販店と変わらないのです。

もちろん副業規模のせどらーでも条件さえ満たしていれば融資は受けられますし、サラリーマンでも受けられます。

せどりで融資が受けられない理由は何一つありません。

安心してくださいね。

融資を受けられないとしたら以下のケースです。
過去に自己破産、債務整理をした
過去にクレジットカードやローンの支払いを遅延、もしくは滞納している
携帯電話の支払いを遅延している

これらの事由があった場合は当然融資の審査に落ちることがあります。

金融機関はお金を貸す以上、融資する側に対して審査がをします。

過去ローンやクレジットで支払い遅延などのトラブルを起こし、日本情報信用機構(JICC)に情報が登録されているような方は融資を申し込んでも審査で落ちる可能性が高くなります。

意外なところでは携帯電話の支払いを遅延させても、この日本情報信用機構に登録されてしまいます。

スマホや携帯電話って多くの方が分割で買いますよね。

その料金は月々の支払いの中に含まれています。
この分割の支払いは「ローン契約」になっているので、
「携帯電話の支払いを遅延させる=ローンを遅延させる」
になるんです。

もし、自己破産とかローン、クレジットで遅延していないのに融資が受けられなかった場合は、この携帯電話の支払いを疑ってみてください。

融資先一覧

では実際に融資をしてくれるところはどこがあるか見ていきましょう。

融資を貸し付けてくれるところは主に3つです。

消費者金融
銀行
日本政策金融公庫

順番に解説していきます。

消費者金融

論外です。
絶対に借りてはいけません。

審査が緩くて即日お金が入るというメリットはありますが、借りられてもせいぜい50万円。
そして利息が最高18%と異常な利息が付きます。

50万円借りた場合、年9万円、月にして7500円の超高金利です。
ばかばかしすぎます。

どのくらいばかばかしいかというと、銀行の金利が大体2%~9%。
つまり銀行で借りた場合の2倍~9倍もの利息が発生するんです。

消費者金融から借りるくらいなら、借りずに手持ちの10万円で細々と仕入れをしていたほうがはるかにましです。

銀行

事業融資を受ける先としては最もメジャーですね。
誰でも知っていると思います。

確かに銀行では事業者向けの融資を行っていますが、「貸し渋り」という言葉があるくらい審査が厳しいです。

特にせどりのような個人事業主に対しては融資の審査は厳しいです。

銀行にも色々種類がありますが、三井住友やみずほ、三菱UFJといったいわゆるメガバンクは絶対に相手にしてくれません。
行くだけ無駄です。

地域の地方銀行はメガバンク程ではありませんがおそらくかなり厳しい審査になるでしょう。
少なくとも法人化くらいはしておかないと審査はかなり通りにくいですね。

苦労して通っても特に金利が安いわけでもないので、無理に地方銀行にする理由はありません。

もし銀行系から借りるとしたら「信用金庫」を利用しましょう。
信用金庫と書いてあるところは銀行の中では比較的融資の条件や審査が緩いです。

ただしそれでも厳しいことには変わりありません。
あくまでもどうしても銀行にこだわるなら信用金庫にしましょう、ということです。

日本政策金融公庫

一番お勧めの融資先がこの日本政策金融公庫です。

日本政策金融公庫は財務省所管の「政府金融機関」です。
要は政府が主導する融資専門の銀行のようなものです。

政府関連の機関なので、民間の金融機関と比べるとメリットが多いです。
審査は比較的緩い
金利は低い(0.3%~2.65%)
無担保で融資OK(もちろんあればなおよい)
自己破産や債務整理している方でも融資の可能性がある(もちろん審査には不利)

特筆すべきは金利です。
担保を提供した場合は1%を切る金利。
担保がなくても3%以上の金利にはなりません。

消費者金融はもちろん、銀行と比べても非常に低金利です。

デメリットはほとんどありませんが、強いて言えば審査機関が長いことくらいでしょうか。

通常貸付でも十分ですが、中でも創業間もない事業者のみが利用できる「新創業融資制度」がおすすめです。
無担保無保証で最大3000万円まで融資が受けられます。

新しく事業を興す
確定申告をしていないかもしくは1期のみ
必要事業資金の10%以上を保持している
その他要件

この4つの条件を満たす方ならだれでも申請できます。

せどりの事業届を出したばかりの方や、今まで副業で確定申告の必要がない程度でやっていたけどがっつり仕入れて利益を出したい、という方用の融資制度です。
確定申告を2回やった方は対象外です。

3つ目の条件の「必要事業資金の10%保持」は100万円借りるなら10万円程度の現金を保持しているかどうかです。

はっきり言って他で融資を受ける理由が見つかりません。

融資を受けるなら日本政策金融公庫をお勧めします。

今回はお勧めの融資元を紹介しました。
後編では、融資を受けるメリットデメリット、日本政策金融公庫で融資を受ける手順を解説します。

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